​「君の「快適範囲」は本当に小さい。大きくしろ!」








 僕は旅をしている時、自分の「快適範囲」は本当に小さいんだなと思う。君は自分の「快適範囲」の大きさ知ってる?「快適範囲」というのはあんまり自分にチャレンジしなくても活動できる範囲。



 例えば皆でキャンプに行くのは「快適範囲」の中で大丈夫だけど、一人でキャンプに行くのは「快適範囲」の外で怖いかもしれないね。自分にチャレンジしなくて、勇気を持ってしなくても良い物事が「快適範囲」の中。勇気を持ってする事が「快適範囲」の外。って考えてくれたらいい。僕の質問は「君はどのくらい頻繁に「快適範囲」の外に出ているか?」って事。ちょっと考えてみて。スターバックスで新しい飲み物を頼むのは、いくら新しい事に挑戦でも「快適範囲」の外じゃないね。 



 一昨年の夏にボリビアにいったんだ。ウユニ塩湖を訪れたよ。塩でできた湖の上も何百キロも車で走った。本当に大きいんだ。砂漠みたいだった。この砂漠は塩でできているけどね。塩で建てられたホテルにも泊まった。そのホテルの中は全ての物が塩で作られていた。便器以外はね。ボリビアの天候はひどかった。日中は日焼け止めを塗らなくてはいけない。でも、夜は持っている服を全部重ね着しなくてはいけないくらい寒くなる。富士山くらいの高度にいて、砂漠のど真ん中に温泉があったんだ。その温泉はもちろん露天で、修学旅行で立ち寄る長野の温泉に非常によく似ている。でも、その長野の温泉には人が入っているんじゃなくて、猿が入っている。そこにはシャワールームもなければ、着替える所もない。日本では湯船に入る前に体を洗わなくてはいけないのだが。どうやら、この露天風呂は入って出るスタイルのようだ。その時、僕は思ったんだ。「肌弱いんだよな」「もし、入浴した後に肌荒れたらどうしよう?」一緒に旅をしている人が「ヒロ、露天風呂入るんだろ」とスペイン語なまりの英語で僕に聞いた。僕が返事に困っている姿をみて、「どうかしたの?」だから僕は思い切って、この荒れやすい肌の事を話したんだ。そうしたら、「ヒロ、”FEAR”って何の略か知ってる?」僕は英語の”fear”は日本語で「恐怖」や「恐れ」という意味は知っていたけど、何の略だかは知らなかった。その人は「FEARはFALSE EVIDENCE APPEARING REAL. (間違った根拠で実際に起きそうだと見える)だから、今考えている事はきっと実際には起きないはずだよ。」僕の頭を指して「考え過ぎ!」って言った。僕は、なんだか気が楽になった。車の中で水着に着替えて露天風呂に向かった。湯加減は悪くなかったよ。悪くないどころかこんな砂漠の中で湯気が立ちこめている露天風呂に入れて最高だった。本当にリラックスできた。次の日肌が荒れたって?荒れる所がツルツルしてたよ。露天風呂のおかげだ。だから、もし逃げ出したいチャレンジが君の目の前にあるなら、それから目を背けるなら。逃げるな。それは「やっとけば良かった。」「チャレンジしておけばどうなっただろうか」と後で考えるようにその場を離れてはいけない。

 いついかなる時も「快適範囲」の外に行って、自分をチャレンジして、自分が持つ「快適範囲」を広げ続けろ!​