2018年FPのテーマ   思春期はメタモルフォーゼ

 

NHKの番組、チコちゃんに叱られるで、思春期は、何故あるのかという質問に対して、チコちゃんが、「思春期は、チャレンジ精神や学習能力が急激に高まり、多くを学び自立していく時期。リスクを恐れず、新しい世界を知りたいという気持ちが高まる時もあり、感情を自分でコントロールできなくて当たり前の時期。脳が非常に発達している時期なんだって」ボーと生きてんじゃないよーと答えていた。

 

 

そして、FP2018のテーマは、「メタモルフォーゼ」

メタモルフォーゼ(変態)は、自然界で最も素晴らしく不思議な現象らしく、さなぎの中で、幼虫の体が少しずつ変化して空を飛ぶ美しい成虫に変身するプロセスだが、さなぎの中は、ドロドロの液体で、ドロドロの中身は、有機体の詰まっただし汁のようなものらしい。

 

唐突ですが、『思春期は、メタモルフォーゼです。』(←我が家の場合)エネルギーが半端ない娘の 思春期は怒涛の時間だった。

 

思春期に起きているメタモルフォーゼの時期はドロドログショグショ。加えて、中1まで、サンタクロースがいると信じている子で、同級生と噛み合わないところがあって、聞いたり、見たりしたことは、すぐに頭にコピペできちゃう。そんな、ピュアで、脳が変な癖を持つ娘が、メタモルフォーゼが怒涛の時期になるのは、自然な流れだったような気がする………………。

 

私には、思春期は、闇黒にみえたが、蛹の中で、娘は闘っていた。(今はそう思う。)

壁に描いた絵は、凄まじかった。メタモルフォーゼのドロドロの液体は、噴火前のマグマのように、相当熱い。外の世界に飛ぶ前に、蛹の中で、どうしても、学んでおかなければいけないことがある事を娘は直感で知っていたような気がする。

 

娘は、「学校にいても、自分の見つけたいものがみつけられない」と言った。普通というレールから(一旦)外れて、どうしても学ばなければいけなかったものを探す冒険に出た。そして、彼女の、それを手に入れる🗺 ために、必死に自分と向き合いそれを手に入れた。

 

私は、「普通」という言葉が、好きだ。学校に行くのは普通。面白くない授業でも、忍耐と、目の前の事をやり続けて行くという普通の生き方を教えてくれる。友達との付き合いの中で、自分のことに気づき成長した。しかし、娘は違った。学校は、自分と違い過ぎる友達の中にいて孤独と違和感を感じていたように思う。とはいえ、それに気がつかせてくれたのは学校だ。(Tさんが、家にいても成長しない。まずは家の玄関を一歩出るって言ってた。同感だ) 娘が学校が苦手な理由が2つあった。(という事を教えてくれたのは学校だった)

 

1つは コミュニケーション、もう1つは学び方に癖がある事。コミュニケーションなんていうと大げさだが、雑談をしながら情報をもらうこと ask for a helpが苦手だ。高1の、科目選択をする時に、数学IIからとっていた。他の子は当然数学I からとっている。普通、数1からでしょ。私は、「誰かに聞かなかったのか!」と嘆いた。

 

(しかし、数学IIからでも、困らないのも娘の特性だ。)中学までは、癇癪を起こしながらも進めたが高校からはそうはいかない。複数教科の課題が出て、時間軸を持ち、計画性がないと期限までに提出できない。それでも娘は、突っ走った。そして、8月ディベート大会が終わった後、バンコクの駅の階段を転げ落ち運ばれた。胃潰瘍にもなった。こういう体験を繰り返し、学校は恐怖の館化し苦手意識も持った気がする。高校1年10月、学校を辞めた。

 

翌年1月からFPに参加した。体と頭が空回りしながらも、少しずつほぐれていった。サマーキャンプで存在するという目標を立て 、そこに存在するという  Be in the momentの感覚を体感した。屋久島を一人でトレッキングし、ちょっと自分を信じれると言ってた時書いたのが、去年のルーツの作文。

 

成長ベクトル斜め上向き↗︎に感じていた我が家であったが、その直後、ベクトルは急降下↓ 。FPでサマーキャンプに行った後、自分で「学校で学びたい」と言い受験をし手続き終了した12月。学校は4月からなので1~3月は禅寺で常住として働く手続きした12月。にもかかわらず、いざ進もうと思ったら、恐怖で一歩を出すことができなくなった。12月のポートフォリオの面談は、震えて一言も話せなかった。1月8日、「行ってきます」というメモだけを残して、まだ暗い早朝に嵐山のお寺に向かった。

 

2018年、メタモルフォーゼの開幕

 

メタモルフォーゼ⓵

お寺に行き、連絡がなかったが、しばらくすると泣きの電話がかかり続けた。霜やけが痛い、他の常住が気に触る事を言った、もうやってらんないコール。それでも、真面目なので、泣きながらも「やばい。時間だ。仕事に行かなくちゃ」と電話を切って、目の前の仕事に取り組んでいたようだ。ある日、常住さん達のミィーティングで、和尚さんの説法を聞いた他の常住さんが「自分は言い訳をして生きてきた。」という発言をした。それを聞いた娘は涙が止まらず、常住さん達がいる前で、泣き崩れたそうだ。夜中に電話📞がかかっきて、「私は逃げてばかりいた。しんどい」「逃げないで、目の前のことを続けなきゃーいけないんだ」「今まで取り返しがつかないことをした」と明け方まで、泣き続けた。でも、その時の涙は、今までの涙とは違う気がした。娘の グシャグシャになっても、目の前のことをやり続けるという決意が伝わってきた。だから 私も、娘がどんなにグシャグシャになっても、「やめたら」「やった方がいい」なんて言わない。本当に娘がやりたいと思っている事を、黙って応援し続けると決意した。「お母さん、どうして今までみたいに、そんなに大変ならやめなよと言わないの?」「今まで、そう言って後悔したから。ゆかが、やりたいと思ったことを、どんなに大変でも応援し続けると決めたから」

2月下旬、娘は心身が疲弊し、どうにもこうにもしんどくて、和尚さんに相談した。「初めて自分から人に相談した気がする」と言った。その後の電話では、修行者の名前やお経を覚える事が早い事を他の常住から言われて気がついた自分の特性。自分が気になる修行者の行動が、同い年の常住は全く気にならないという事を知り、感じ方は様々なんだという気づき。こんなかんじで、自分発見の📞が続いた。3月梅が咲くのがこんなに嬉しく感じたことはないといい、4月初め、同じ釜の飯を食べてわかったよ。人との関係は時間もかかるんだねと言って下山。👧やり続けたら、思いもかけない結果が待っているという事を経験した。

 

メタモルフォーゼ⓶

自分について、いろいろ気がつき、次は、いよいよ、苦手意識がある学校、同級生、課題にチャレンジ。学習の冒険が開幕。下山した翌日から学校がスタートした。寮生活もはじまった。宿題(課題)の意味がわからない→やりたくない→できない→学校に行きたくない!スパイラルはすぐに発生。成長ベクトル撃沈 ↓↓

 

娘は、今瀬先生に ask for a helpした。

先生📞「宿題をやらないで学校に行きなさい。なんでできないのかを先生に相談することが大事だよ。」と言われた。

娘の📞「やらないで行くことの方が怖い。どうしたらいい」

私📞 「お母さんのアドバイスじゃないからわかんない   」

ガシャン

 

娘は学校で先生方に相談した。なんでできないのかと先生に聞かれた。寮で一人でするとできないというと、学校でやればと言われた。課題は8割やって、好きな事ををやるといいよとアドバイスをもらったり、いろんな先生に相談しながら、新しい自分のやり方をみつけていった。

 

メタモルフォーゼ⓷

6月のFPカンファレンス。目標もなくなんとなく参加した。学校生活で疲弊している

状態だったので、何かとひっかかりやすい。質疑応答で、親が日本の学校はというと、イヤイヤ海外にだってイジメはあるよ、無視もある。海外に行けば解決するなんて大間違いだウィ。酔っ払い状態である。翌日、学校をやめると言いぐしょぐしょ。

父親は「誰かに相談してみろ」と言った。しばらくして、今瀬先生、スティーブ先生ににメールで相談したと言っていた。「気持ちが良くなることを目標にするんじゃなくて、そうなれない時に自分の気持ちに圧倒されないで行動したり、選択することを目標にする」と言い学校を続けた。

 

サマーキャンプに参加するために、公休をとる手続きをし、各教科の先生の許可を取った。常住の仲間と会うために、課題を計画的にやり土日をフリーにする体験もした。勉強がはかどる場所もみつけた。課題は、人にききながらやるようになった。声が大きくなってきた。自分の周りに、助けてくれる人がいるって気がついた。

 

そして、サマーキャンプ。FBのちょんまげ姉ちゃんは、弾けていた。キャンプ後もアルプス縦走をし、夏休みをかけぬけていた。(ようにみえた)こんなに知力体力が充実したのだからと(私が)思っていた2学期開始2週間後。

 

メタモルフォーゼ④

アップ⤴️すればダウン⤵️する娘。(絶好調の時の後が不安なのだが)……充実した夏休みの後、「学校も頑張るわー」と言った2週間後、

娘📞 「やっぱ、しんどい 。」

父親📞「 誰かに相談してみろ」誰に相談し、どうしたのかわからないが、しばらくして

娘📞 「いやー、学校の先生もいいかげん呆れているんだろね。課題は当たり前としてやれって、厳しい事言われたよ。」笑🤣

「一緒にプレゼンした友達が、寝不足で学校で吐いてさー。みんな苦しんでるんだよー。」

「プレゼン後の思いがけない友達の反応が楽しいわー。」

「4教科の課題が同時にできるようになった」と自分で驚いていた。

 

なんだか、声が明るかった。⤵️ダウンしても、自分で上がってこれるようになった。私に📞してくる事が、いつからだろう、ほとんどなくなっていた。

 

脱皮

2018年12月 現在、恐怖の館であった学校の 恐怖という修飾語は無くなった。どころか、「(冬休みになり)みんなに、会えなくて休みはさびしいなー。」と言った。現在、自動車教習所の合宿中だが、相部屋(3万安い)でいいよ。お寺やFPで共同生活には慣れてるから。」学習面は、学問が楽しくてならないらしい。最近変わった事の一つは、「ありがとう」という数。お寺での修行や、寮での一人暮らしで当たり前の基準が変わった。「私は」という言葉も増えた。課題は、私は、喫茶店ですると集中できる。課題は、追求し過ぎるため、私は、時間を決めその中でする方が向いている。

   

だから、 私は、先に、自分の予定を入れ、空いてる時間に課題を入れる。英語の試験のインタビューでは、自分に引き出しができた事に気がついたと言っていた。テーマを出されたら、引き出しをあける、そうして話すと、試験官とも会話が弾むのだそうだ。2学期最終日、成績が伸びなくて落ち込んでいた子に 「ゆかは、いいよね」と飛び火がき時、言い返したそうだ。「気持ちよかったー」と言っていた。翌日、その子から、ゴメンねという言葉ももらえた。

 

FPサマーキャンプの時に、後輩が手紙をくれたそうだ。中学生になったその子の手紙には、「ゆかちゃんがFPで話してくれた事、悩んでいた事が今はわかる。僕は、ゆかちゃんの背中をみて追いかける。」この手紙は、ゆかの背中を相当押してくれている。(と私は思う) また、弟 のようなFPの子に、「お前なー。自分のことばかり考えてるだろう」とズケズケ好きなことを言えるようになった。「ヤバイヤバイ ミニ今瀬先生みたいになったきてる」と笑って言ってる。

 

来年は、海外に留学することを決めた。

 

「なんとかなるやろ」と言っている。

「なんとかするやろ」と、私も思う。

 

去年はゴールで失速したので、12月31日に向けてフニッシュストロングをすると決めている。電話がないところをみると、目の前の事に、必死で頑張っているのが伝わってくる。

FPの目標は、Thriveing 目標に向かって進む!確実に、目標に近づいている。(と思いたい)スティーブ先生が、「awaking excellent.素晴らしさをよびおこすどうやってそこに辿り着いたかが大切。親の仕事は2つRoots と wingを与える事」と言っていた。

時々、私は、スティーブ先生のプレゼンのRootsとWingの絵を思い出す。

 

失敗から成長する子

 

失敗して自分で気がついて、対処方法を身につけて、それでも、また忘れて…

 

必死に取り組むと、深みにはまり、ゴールを通り過ぎても、一人で走り続け………

 

授業はどうしたら集中し過ぎないで参加できるか考えなきゃいけなくて………

 

英検は、試験を無事受けるところまでに、たどり着く事が、1番の難関で………

 

授業中に居眠り出来たたことを驚き、喜ぶ…………

 

なんか、ちょっと、変。娘をみていると何度か、標準偏差値を出す図が頭に浮かんだ。

分布図の95%には入れない端っこさんたち。端っこさんは、95%の中のみんなと一緒に生きていくために、身につけないといけないことがあるような気がする。

     

 

ランドセルではなくバックパックを持って冒険しないと手に入らない、それ

 

メタモルフォーゼのドロドロの中で、それをみつけようと必死に自分と向きあう時期が思春期だと私は思う。

 

だから、思春期は、グシャグシャでも大丈夫。グシャグシャが強い子は、ちょっとエネルギー量が高かったり、出し方を模索中なだけ。 (ただ、出し方の方向を間違うと木っ端微塵になる危険もあるので、メンターが、端っこさんたちには必要。経験者談)

 

勇気を出して、バックパックで冒険した娘は、それを手に入れた。蛹の中で、あなたは、それ ………とどのつまり、自分の取説(取扱説明書)を作った。

 

この取説があれば、何処にでも、何処までも飛んでいける。きっと。車はマニュアルでとると決めて、みんなにオートマ勧められても「  私は、自分の繊細さを表現できるマニュアルが、やっぱ好き」と言い。エンストして仮免落ちても、泣いた後に、「また頑張ろう」とすぐに切り替えられる。些細なことで引っかかって、自分でエンスト起こしていたが、今は、自分で👍を出して、ギアを入れ替え発進してる。

 

そんな繰り返し。

自分の取説さえあれば、鬼に金棒。

自分とのつきあいかたがわかったら、生きづらさという言葉は、もう消えた気がする。

大丈夫🙆‍♀️🙆‍♂️大丈夫 

 

2019年  Be - Be the best version of you 

冒険は続く ( Iさんの真似してパクリのパクリ)

 

 

中山さん(お母さん)の2018年の振り返り

屋久島ひとり旅2017