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  • Erin Stallings

ギフティッド教育:ギフティッドネスと旨味の奇妙な関係 前半

ギフティッドネスとは何でしょうか。

ギフティッドと見極められる子どもたちは誰なのでしょうか。

また、ギフティッド教育とは何でしょうか。

「うま味」という言葉は誰もが聞いたことがあるでしょう。

私たち日本人にとっては何百年も慣れ親しでいるものであります。

1908年に、池田博士によってうま味が発見されました。

甘味、酸味、塩味、苦味の4つに加え、この5つ目の「うま味」が独立した味として追加されました。

しかし、当初、海外の人は懐疑的だったらしいのです。

それは、うま味は独立した味ではなく、他の4つの味が混ざったものだと考えられていたからです。

しかし、最近になって、英語でもUMAMIとして、うま味の存在が認められてきています。日本において、出汁なしには和食文化は成立しない「うま味」でさえも、まだまだ「うま味=おいしさ」など、勘違いされているのも事実であります。

ギフティッドは旨味だ。 今瀬博

うま味が存在するのと同じで、ギフティッドと見極められる子どもたちは世界中に存在しています。

もちろん日本にもいます。アメリカにおいては約6%の公立学校に通っている生徒がなんらかのギフティッド教育プログラムで挑まれています。

ギフティッドは教育用語です。「ギフティッド」でなくても良いのです。名前はどうであれ、ギフティッドと見極められる子どもたちは存在します。大切なのは、そのギフティッドの定義を知ってもどうしようもありません。ギフティッドという教育ラベルの意味、そして、最終的にこの教育ラベルをどうしていくか。

海外の人がうま味が他の味と混ざったものだと懐疑的だったように、日本人にとってギフティッドは懐疑的であり、誤った情報で、ギフティッドを理解しているケースがあります。

例えば

「子どもはみんなギフティッドでしょ」

「ギフティッドは天才児」

「ギフティッドはIQが高い」

「ギフティッドはIQの凸凹がある」

「ギフティッドは才能がある」などです。

ギフティッドネスはIQや才能だけでは説明することができません。

それ以上のものです。

そう考えると、「ギフティッドネスはうま味だ」こんな考えが思い浮かびました。

色々な面で、「ギフティッドネスはうま味」という言葉で説明ができます。

「ギフティッドネスの概念がない日本にギフティッド教育を伝えるには?」は「うま味という概念がない国にダシの食文化を伝えるには?」と似ているのではないか。

そう考えると、出汁文化がない食文化の国にダシの素晴らしさ。

そして、うま味をどう伝えたら良いのか。うま味の相乗効果はどうやったら伝わるのか。

食べ物を発酵させない食文化で発酵食品である鰹節の素晴らしさをどう伝えたら良いのだろう。ちなみに世界での出汁文化はフランス、中国、そして日本があります。

出汁やうま味の言葉をネットで調べていると出汁の教室に参加された方の書いたブログを見つました。

そこで、鰹節問屋タイコウの稲葉さんのことを知りました。

「プロ中のプロ」と稲葉さんは紹介されています。

プロ中のプロっていったら、とんでもないプロです。

紹介のウェブページでは、稲葉さんが鰹節を説明している言葉が抜粋されているが、その言葉が人間味に溢れています。

プロでも、情熱を失っている人たちはいます。これは悲しいことですが、現実です。

しかし、稲葉さんはプロ中のプロだけでなく、情熱を持っているのがわかります。

稲葉さんから出汁とうま味のことを教わりたいと思いました。

「会いたい!」

幸運なことにも数日後に、愛知県岡崎市でに出汁の教室をするらしい。

その教室の名前は

「世界一美味しい!!だしとり教室」

次の日の朝、出発した。木曽駒ケ岳へ!

寄り道は人生を豊かにする 今瀬博

私は自分の言葉を信じで、木曽駒ケ岳へ。

ちゃっちゃと登頂し、愛知県の岡崎市に向かいました。

いのちをつなぐ食育cafe「Evelina Mamma」に到着すると、すでに稲葉さんがいます。

神々しいです。照明のせいもあるかもしれないが、色々な意味で光光しい。

もうすでに圧倒されてしまいました。

私は以前、アメリカ人の友人に「真の男だけがピンクのシャツを着る」ということを聞いたことがあります。

稲葉さんはプロ中のプロだけでなく、真の男なのでしょう。(鰹節色のシャツにも見えてきます)

「結論、出汁は簡単。難しくない。」

結論、出汁は簡単。難しくない タイコウの稲葉さん

教室が始まって5分。稲葉さんは「結論、出汁は簡単。難しくない。」と話した。その時、私もギフティッドについて「結論からいうと」という文から始めるとしたら、なんて言うのだろうかと考えながら、稲葉さんの話を聞いていた。

稲葉さんが話してくれることは鰹節について知らない私にとっても意外なことばかりだった。

準備してくれたハンドアウトには以下のように書かれている。

「鰹節のうま味の主役は、イノシン酸。この成分は生きている鰹にはありません。」

どういうこと?前のめりになる。

「包丁の入れ方で鰹節の表情が決まる。それは看板。基本、それは一人でやること。二人でやることはありえない世界。」

思った通り、稲葉さんは鰹節に情熱に溢れている人だった。問屋としての仕事の流儀がすごい。本当に言葉はストレートです。

我々消費者の責任の所在を明確にしてくるメッセージは耳が痛くなります。でも、愛情を持った直球を投げてきます。

「自分たちでやってみな」 実は鰹節に触るのは初めて!!!鰹のアタマを向こうに向けて皮を上と言われても、本当にわからない。とにかく、周りの人を見て、見よう見まねで鰹節を削るが、ここで思ったのは、「ほとんどの人は知らないのに、何を参考にしようとしているのか」ということ。

だから自分流にとにかくやってみました。たまに箱を開けるが、鰹節というよりも、鰹味の飴が入っている感じです。でも、色は鮮やかです。また、削っていくと、先ほどとは違う音を奏でています。箱を楽しみに開けてみると、そこには、さっきと違う色の「鰹味の飴」がそこにあります。何度、箱を開けても、思ったような鰹節は入っていません。

稲葉さんが手本を見せてくれました。全然違います。鰹節のホールドの仕方、そして、力加減です。「おー」と歓声が湧きます。今度は稲葉さんの見よう見まねでやってみます。

しかし、私はずっと「鰹味の飴」を作っていました。

イメージ図がこちら

「妄想商品名:鰹棒 (子どもたちはカツボーと呼んでいる)」

もしかしたら、私は鰹味の飴職人かもしれない。

「OO産とかは一切当てにならない。消費者が学ばないと」

これはいったいどういった事なのでしょうか。 「品質表示に鰹の漁法や、保管方法が表示されていない。日本船による一本釣なのか、巻き網漁なのか、海外船での一本釣なのか。釣上げ後の処理法・保管方法が表示されていない。」と説明してくれます。


「最高の鰹節は一本釣りの鰹。苦しまないで死んだ鰹。そして、死後硬直でうま味成分が多くなる。」

どういうことでしょうか。


「巻き網漁で獲った鰹は網の中で暴れて死ぬから、苦しんで死ぬ。だから、尾が取れてしまうカツオもある。そうやって苦しむと乳酸がでるから、出汁が酸っぱくなる。」

写真を見せてくれました。確かに尾がない鰹があります。私は保存の為に処理されたものなのかなと思っていましたが、網の中で暴れているうちに取れてしまうようです。

「産地や表示で騙されてはいけない。消費者は学ばないといけない」

わかりました!

まとめると、「ダシを取るのは難しくない。最高の鰹節は巻き網漁ではなく、一本釣りの鰹。生きたまま冷凍される鰹ではなく、死後硬直があってから処理される鰹」

実は「ギフティッド教育はピンキリ」という私の言葉に驚かれる人もいます。

実はこれはあたり前の話だ。ギフティッド教育という面の表示を見て、「良いものだ」と思ってしまうのは、裏の表示を読まないまま購入してしまう消費者です。

ギフティッド教育といわれていても、大切なのは中身です。そのギフティッド教育を通して子供たちがどのような成長をしているかです。

中身のないものに「ギフティッド教育」というラベルを貼っても良いものにはなりません。

それは、ギフティッド教育に限らず、ラベルに騙されてはいけません。

保護者は学ばなくてはなりません。

どれくらい一本釣りで鰹を獲っているのでしょうか。鹿児島の枕崎市での鰹節生産に占める1本釣りの鰹節の割合は1%を切るということです。

日本のギフティッドと見極められる子どもの何%が、「自分のうま味」を自信を持って出しているのでしょうか。

「人は、良いか、悪いか、決めたがる。自分に合った出汁がいい。」

稲葉さんの 「鰹節+人生観」が本当に美味です。

後半へ続きます。

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